手に残るもの
離れているようで 近づいている
なくしているようで じつはもっていたんだ
背筋の曲がった小さな僕はよどんだ瞳をひきずってた
あてなどない足が示すほうへとただただ流された
君のもとへと
離れてく時の流れ 二人の日々と共に
立ち尽くす僕の手には ナニも残されない
なんでもないふりをし続けてた ぎこちない笑顔で
きれいな飾ったつむいだ言葉 ただただむなしくさえ
思えてきたよ
離れてく時の流れ 二人の日々と共に
立ち尽くす僕の手には ナニも残されない
離れてく君の姿 二人の日々とともに
立ち尽くす僕の手には 何も残されない